和泉市に関連するさまざまな歴史を専門にあつかう資料館
和泉市いずみの国歴史館
|
|
和泉市に関連するさまざまな歴史を専門にあつかう「和泉市いずみの国歴史館」の紹介。桃山学院大学内の宮ノ上公園内、まなびのプラザ内にある。 |
■和泉市いずみの国歴史館の紹介
このページは、和泉市に関連するさまざまな歴史を専門にあつかう資料館「和泉市いずみの国歴史館」の見学レポートです。
まず場所なのですが、これが少々ややこしいです。歴史館は「まなびのプラザ」にあります。そして「まなびのプラザ」は「宮ノ上公園」内にあるということですが、この公園はどこにあるのかというと、実は桃山学院大学(以後、桃大)の中にあります。地理的区分からいえばちがうのかもしれませんが、実際、桃大正門から入って坂道を上がったところに公園があるのですから、感覚的にはやはり「桃大の中」です。
車やバイクで来られる方は戸惑いを感じるかもしれませんが、気にせず正門から入っていきましょう。そしておそらく警備員の方に止められるでしょうが(苦笑)、公園あるいはまなびのプラザにいくといえば問題ありません。(指示があると思いますが)坂道を上がると突き当たりになっており、右側が駐車場(といっても入るには左折)なので、そこに車などを駐車します。「まなびのプラザ」自体は突き当たりの左側に位置します。
さて、まなびのプラザを入ったら突き当たりを右側に進みましょう。そこが「和泉市いずみの国歴史館」です。ご覧になるとわかるように、「歴史館」とありますが実際には「まなびのプラザ」という建物の中にある「展示室」と見る方が正しいでしょう。中へ進むと受付があり、資料プリント(紙)などをくれると思います。そしてその右側が展示室への入り口です。
常設展「和泉市の歴史〜考古学の世界〜」ということで、旧石器時代から鎌倉時代までの出土品や模型、写真などが数多く(総数約300点)展示されていました。石に書かれた文字を見るにつけても、大昔にどういう人が記したのか想像力をかき立てられ、わくわくするものです。また模型では、「首長居館復元模型」の精密さは、なかなかのものです。四隅の一角、木が四本あるところ、小さな鳥(雉?)が2匹いるところなど、細かいなぁと感心しました(ぜひ確認してください)。
さて、どちらかといえば「展示室」という感じなので、じっくり見たとしても1時間もあれば全部みることができるでしょう。そのあとは「宮ノ上公園」を散歩するのが良いと思います。
池の周囲をぐるりと回るもよし(それ程大きくありません)、丘の方にも道があるのでそちらをぐるりと回るもよし。丘の方には、龍王山内田八十八ヶ所といって、道の両側にずらりと祠(ほこら)のようなものが並んでいるので、それを見ながらぶらりと散歩するのもよいかもしれません。
●後日談
どうにも行きにくいところです、ここ……というのもやはり「警備員の方に止められる」という点。車で、家族連れで行かれる方たちはないかもしれません。しかし私は自動二輪で、フルフェイスのヘルメットという格好のせいか、かならずチェックにあいます(苦笑)。棒を振って呼び止められるんですよね。で、「学生さんでしょ?」って……。フルフェイスだから顔がわからない云々っていわれましたが、じゃあ、顔を見せれば済むのでしょうか?それでも学生って疑われるかも……(笑)そこまで話はこじれませんでしたが、実のところ、「学生じゃないことの証明」をじゃあどうすれば?という気もします。学生なら「学生証」を見せれば済む話ですけどね。
というわけでどうも不愉快な思いをさせられるわけですが、もっとも、警備員さんに怒っている訳ではありません。それがお仕事ですから……。むしろ「システム」の方に不満があります。チェックするのだったら、校門に必ずひとり警備員を立たせるようにすればいいのです。それなら私もまずその人のところで停車して、用件(公園へ行く)を伝えれば良いので、やりやすいわけです。校門にはだれもいない、上へいけば警備員がひとり、しかも反対側にしかいない……という状況では、来た者としてはどうすればいいのか判断に困るわけで……どうにかならないのでしょうか?
●後日談2
桃大にメールを出したのですが、返事無し。だめだこりゃ(^^;)
|